事務所見学と関内外再考

UEスタジオでは、5月20日(金)に毎回お世話になっている山手総合計画研究所の現事務所と旧事務所を見学しました。旧事務所は防火建築帯として建てられた神奈川県住宅供給公社の建物内にあり、そこで山手総合計画研究所が過去に行ったリサーチ資料を見せていただき、その後ワークショップを行いました。
防火建築帯の内部は外から見るより魅力的な空間で、今後の課題でも何か有効的な利用方法を提案できるのではないかと感じました。
また、見せていただいた資料は、色んな視点からリサーチしたものが膨大にあり、都市を考える事は、一つの視点からではなく、この膨大な資料のように多様な視点で総合的に考えなければならないと思いました。
今回スタジオ課題のSTEP1で各グループが分担して行ったリサーチ結果をこれから総合的に分析し、STEP2、STEP3につなげていきたいと思います。(西田周平)

普段、スタジオは6つのグループに分かれて活動を行っていますが、今回は27人の学生全員+先生方+山手総合計画研究所の菅さん、片岡さんも交え、みんなで関内外を考えるワークショップを行いました。

今回のワークショップやグループごとの議論を行うことで専門に偏らない幅広いモノの見方ができるようになり、それが各々の活動や関内外再生のプロジェクトに反映されるといいな、と思います。すでに前回のリサーチ発表の共有も進み、コミュニティの調査をしていた人が帰宅困難者の話をしたり、街路について調査をしていた人が住人の話をしたりとワークショップ内でも挙がっていました。これから地域レベル(3~5ha)の提案、都市レベル(関内外の広域)の提案を創っていく中で、縦割り的に考えるのではなく、それぞれの考えが組み合わさることでできる新しいデザインやシステムを生み出していけるんじゃないか、と思っています。

『都市には多くの人が関係し合い、多様な価値や権利が複雑に絡み合っている』と菅さんや野原先生がおっしゃっていましたが、それをつくる側もまた多くの見識と視点を持つ人であるはずです。多様性のあるグループ演習という土台はあるのでその土台を生かし、最終的に『みんなでつくる関内外プロジェクト』をつくりたいと思います。(速水将平)